ClockworkMod for FUJITSU ARROWS Me F-11D
警告
- CWMを利用しての公式バージョンアップ・バージョンダウンはできません
- CWMを書き込んだ場合など、端末に変更を加えた状態で公式アップデートを適用すると文鎮になります
- 無保証です
- サポートが受けられなくなります
- あなたの携帯電話がただの文鎮になる可能性があります
- 何があっても文句を言わない人のみご利用ください
- このページの内容が理解できない場合、利用しないでください
- CWM起動中のVID/PIDは18D1/D001に設定しています
- V26R42Bに更新した端末ではfastbootが使えない為、今のところインストールする方法がありません
準備
- adb, fastbootが使える知識とPC
- 設定>開発者向けオプション>USBデバッグ>許可する
root云々は必要ありません。
ダウンロード
2013/1/3
- F11D_CWM_fastboot.img
- F11D_CWM_inverse.zip
- チェックサム: MD5 SHA512
F-11Dカスタマイズ用zipファイル
変更履歴
2013/1/3
- mounts and storage>mount USB storageでmicroSDカードの最初のパーティションだけでなくカード全体をマウントできるように変更
- cm-10.1ブランチからビルド
以下の変更が含まれています。
- 6.0.2.7
- バグ修正
2012/12/24
- F-11Dカスタマイズ用zipファイルを追加
2012/12/19
- 配布形式を変更
通常の(boot/recoveryを入れ替えていない)CWMのファイル名をF11D_CWM_fastboot.imgに変更しました。
boot/recoveryを入れ替えたCWMは、CWM自身でinstallできるzip形式にしました。どちらのCWMからでも常にbootパーティション(mmcblk0p8)に書き込まれます。fastbootで書き込む場合はzipの中のF11D_CWM_inverse.imgを取り出してください。 - jellybeanブランチからビルド
以下の変更が含まれています。
- 6.0.2.3
- デフォルトのバックアップ形式をdedupeからtarに変更
- adb sideload対応
- その他バグ修正
2012/11/29
- 初版(icsブランチ)
使用例
fastbootでCWMを起動して公式ROMをバックアップする
フラッシュメモリに書き込まずにfastbootでCWMを起動します。
fastbootを使う為にはadbが必要で、adbを使う為にはAndroid環境が正常に動作する必要がありますので、この方法はいざという時のリストアの為には使えません。
- adb reboot bootloader
- fastboot boot F11D_CWM_fastboot.img (CWMが起動します)
- backup and restore>backup
/systemが1.6GB程度あるので、バックアップには4GB以上のmicroSDカードを使いましょう。
mounts and storage>mount USB storageでmicroSDカードをPCから読み書きできます。念の為にバックアップの複製をPCに作っておく事をお勧めします。
bootパーティションとrecoveryパーティションを入れ替える
bootパーティションにCWMを書き込み、recoveryパーティションに公式ROMのbootイメージを書き込みます。
電源オンや通常の再起動でCWMが起動します。Android環境が正常に動作しない場合でもCWMが起動しadbも使えますので、この方法を推奨します。
設定>バックアップとリセット>データの初期化など、リカバリモードで再起動するアプリは期待した動作をしなくなりますので、ご注意ください。
- F11D_CWM_inverse.zipをmicroSDカード上に保存
- CWMを起動
- install zip from sdcard>choose zip from sdcard>F11D_CWM_inverse.zip>Yes (bootパーティションにCWM inverseを書き込みます)
- (2.でCWM fastbootを起動した場合のみ) reboot system now (bootパーティションに書き込んだCWM inverseが起動します)
- backup and restore>advanced restore>(公式ROMのバックアップを選択)>Restore boot (recoveryパーティションに書き込みます)
- reboot system now (recoveryパーティションに書き込んだ公式ROMのbootイメージが起動します)
CWM-based Recovery inverse (F11D_CWM_inverse.img)では、メニュー上のbootパーティションとrecoveryパーティションが入れ替わっています。
このCWMでバックアップしたboot.imgにはrecoveryパーティションのイメージ(上記の手順にしたがった場合は公式ROMのbootイメージ)が、recovery.imgにはbootパーティションのイメージ(このCWM)が含まれています。
CWMをインストールする
- CWMを起動
- install zip from sdcard>choose zip from sdcard>F11D_CWM_inverse.zip>Yes
CWMをインストールする (adb sideload)
Android SDK Platform-toolsを更新しadbをsideload対応の新しいバージョンにしておいてください。
- CWMを起動
- (CWM上で) install zip from sideload
- (PC上で) adb sideload F11D_CWM_inverse.zip
操作
ボタン
VOL+:上
VOL-/MENU:下
POWER/HOME:選択
BACK:戻る
タッチ(スワイプ)
上下:上下
左:選択
右:戻る
指を大きく動かすと連続して入力されます。慣れるまでは指をゆっくり動かしてください。
バックアップ形式
system, data, cacheパーティションのバックアップ形式をbackup and restore>choose default backup formatで設定できます。設定内容はmicroSDカード上に保存され、CWM起動時に読み込まれます。(boot, recoveryパーティションは常にパーティション全体のイメージです)
- tar (デフォルト)
全ファイルをtarにまとめます - dedupe
microSDカード上にバックアップされていない(追加・変更のあった)ファイルのみバックアップします。不要になったバックアップデータをmicroSDカード上から完全に削除するには、delete後にfree unused backup dataを実行します。
設定>バックアップとリセット>データの初期化
これを行うと端末が常にrecoveryパーティションから起動する状態となり、公式ROMのrecoveryを実行しないと元に戻らなくなります。
recoveryパーティションにCWMを書き込んでいる場合は常にCWMが起動する状態に、公式ROMのbootイメージを書き込んでいる場合は常に公式ROMのbootイメージが起動する状態になります。
CWMまたはfastbootから公式ROMのrecoveryイメージをrecoveryパーティション(mmcblk0p12)に書き込み、再起動してデータの初期化を完了させてください。
その他
POWER長押し(10秒程度):強制電源オフ
電源オン時にHOME長押し:SD Downloader(使い方は不明)
電源オン時にMENU+BACK長押し:リカバリモード(recoveryパーティションが公式リカバリの場合のみ)